試験勉強中から、ボーダーライン上で綱渡りをしている感覚がありました。
結果、ぐらりと傾き不合格!
何が不足していたかを考えると、(まあ点数が2点不足していた。ことは置いておくとして)臨床心理士の皆様が持ち合わせているであろう「学究心」かな。と思い当たります。
日々の臨床では、よし!この相談者には何世紀のどこどこで確立したこの手法でアプローチしよう!とは考えず、まずは少しでも楽になる手法なり対応なりを行う繰り返しになっています。
でもきっと、臨床心理士さん達には大学と大学院で「研究」を体系立てて考える経験があるのですね。
基礎心理(流派や先駆者など)ができていない。
統計学は学びの段階から捨てていた。
これが敗因かと思います。
さて、不合格の報せを当事者(私)から受けた方の反応はさまざまでした。
来年はきっと受かるよ!大丈夫!
残念だったね?
あと2点は悔しいねー。
などなど、皆様反応しづらいのに励ましや共感をありがとうございます!
その中で、心に一際心に響き、よし!来年も頑張ろう!
と思えたのは、現任者講習会でたまたま連日ご一緒できた臨床心理士さんのお言葉。
「あなたのような人に是非頑張ってもらいたい。」
それまで結果を淡々と受入れていた私でしたが、ついほろっと涙してしまいました。
咄嗟の一言で、人の気持ちがこんなに癒されるんだ…モチベーションがあがるんだ…精進せねば…と身をもって感じることができました。
さて、試験勉強再始動は芽吹きの頃かな。
しばらくは日々の業務やオフのお楽しみに専念します。